校長ブログ29:南薩地区家庭クラブ研究発表大会

公開日 2026年10月04日(Sun)

4 校長です。

 9月25日(金)午後に、本校尚学舎において「令和8年度南薩地区家庭クラブ研究発表大会」が行われ、南薩地区の高校7校から計34人の生徒と教職員が参加しました。

 家庭クラブといえば、川辺高校の礼法室の外に、「学校家庭クラブ記念碑」と書かれた石碑があります。石碑の裏側には「白ゆり寮跡」とも書かれていて、これは一体何なんだ?と思い、少し調べてみました。

 石碑の裏に「創立90周年記念事業」、「平成2年9月」という文字が書かれていたため、、創立90周年記念誌を紐解いてみたところ、少しだけ謎が解けました。

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 創立90周年記念誌」のなかに、かつて、川辺高校の前身「鹿児島県川辺実科高等女学校」で教諭として勤務され、後に鹿児島県家庭科指導主事、そして鹿児島短期大学の教授として活躍された小山田春子さんという方の「思い出多き川辺」という寄稿を見つけました。その中の「学校家庭クラブの研究指定校の活躍」という項目のなかに、以下の記載がありました。

  1.  当時(昭和20年代後半)の、家庭科の教科の一部に指定された「ホームプロジェクト」や学校家庭クラブ活動を取り入れ、研究するよう8人の家庭科の先生に勧められた。
  2.  家事裁縫から大きく変わった家庭科の内容に戸惑いながら、なんとかホームプロジェクトを行うことができた。それに続いて家庭クラブ活動の発表会、地区クラブの結成、県家庭クラブの結成と、すべて川辺高校が県のまとめ役を引き受けた。
  3.  さらに、民主家庭経営の体験学習のための施設を準備するよう勧められ、文部省・県の研究指定校としてはどうしてもそれを実現しなければと、校長先生はじめ家庭科の先生型の御尽力によって、昭和28年に立派なモデルハウスができあがり、白百合寮と命名された。ここで家庭科の生徒4~5人が仮家族となり、生活の実習を始めた。
  4.  その後、時代とともに男女共学の普通科のみに重点がおかれ、実習も不可能となって終わったようだ。あの頃の卒業生のことを考えると、将来親になる男女の教育は今のままでいいのかと考えさせられる今日この頃です。

IMG_2256 これが平成2年に書かれた原稿です。その頃は家庭科は女子のみ履修でしたからね。なるほどなるほど。

 これで石碑に「モデルハウス」と書かれていた意味が、少し解けました。その後、白百合寮は創立90周年事業に合わせて礼法室として建て替えられ、現在に至ります。現在は使用されていない建物ですが、生徒の皆さんは興味がありましたら外から覗いてみてください。

 さて、話を家庭クラブに戻すと、枕崎高校による研究発表のあと、生徒全員で取り組む「米粉で作るスノーボールづくり」が行われました。

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 米粉とアーモンドパウダー、薄力粉などを混ぜた材料を合わせて、ひたすら混ぜる。

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 手袋やボウルに付いた生地がまとまる混ぜたら、オーブンシートを敷いたオーブン皿に並べて、

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 180℃に予熱したオーブンに入れて、約15分間焼いて、取り出したら粗熱を取る。

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 粗熱が取れた後に、茶こしを使ってシュガーパウダーをスノーボールの上に振りかけたら完成。

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 私も少しいただきましたが、おいしかったです。

 各校の家庭クラブ代表の皆さん、おつかれさまでした。家庭科で習ったことは大人になってから必ず役立ちますよ(いままさに実感中)。活動頑張ってくださいね。