06 校長ブログ/神戈陵を渡る風

  • 2026年08月29日(土)

    校長ブログ24:AIの光と影と小論文

    IMG_0217 校長です。

     7月30日(木)午後、第一学習者の小論文講師の田中潤一先生にご来校いただき、職員向けの小論文指導研修会を開催しました。

     大切なのは「課題で問われていることに正確に答えているか」、「主題=問いの答えをはっきり述べているか」ということ、そして、生徒にいきなり書かせるのではなく、どのような構成で書かせるか、まずは一緒に考えてあげる方が、あとの指導がスムーズに進むという田中先生の説明は、とても勉強になりました。

    IMG_2162 また、AIの普及によって、あらかじめ提出可能な「志望動機」などの配点ウェイトが下がりつつあること、その代わり、試験会場で「その場で書く内容」が増えつつあること、その一方で与えられる字数は減少傾向にあることなど、この研修会を受講しなければ知らずに過ごしていたかもしれない内容もたくさんありました。受講した先生方はとても勉強になったと思います。

     教育に関する雑誌等を読むと、AIそのものに対する懐疑的な視点の記事よりも、生徒たちにAIを適切に利用させるためのアプローチの大切さについて取り上げる記事が多いように感じます。AIは便利なツールですが、それを「楽をするためのツール」として使えば使うほど、自分の文章力や分析力を失ってしまうように感じます(もともとそんな力がどこまであるかは別として)。

    IMG_0166 ただ、AIを使うことで劇的に省力化できる作業もあって、最近では川辺高校のトップページに3つの動画を順次(リロードするごとに)表示するスクリプトを組んだ際に、手作業なら何日もかかる作業を、動作確認を含めて、ものの30分程度で完全動作まで持っていくことができました。身に付けたいスキルと、それに対するコストと、得たい結果のバランス次第で、AIをどこまで活用して省力化していくか、ということなのかもしれません。

     3年生のみなさんは、これからもたくさんの本を読み、いくつもの小論文を書いていくことでしょう。結局のところ、書かなきゃ上手くなりません。AIなどのツールをどこで活用するか、先生たちは田中先生から学んでいましたので、アドバイスを受けながらAIを「適切に」利用しつつ、頑張ってくださいね。

     えーと、田中先生から「他の人の意見と自分の意見は、はっきりと分けて書く」、「前後で矛盾することを書かない」と習ったけど…この文章は大丈夫だよな。校長ブログを書きながら、私も日々、勉強中です。

  • 2026年08月16日(日)

    校長ブログ22:【書道部】みたま祭書道展で菊花賞/カーテン取付

     トリミングIMG_1925校長です。

     書道部の生徒が、鹿児島縣護国神社主催の第30回みたま祭書道展で菊花賞を受賞し、7月24日(金)に行われた表彰式に出席しました。

     書道部の練習風景を見学しながら、生徒たちは毎日地道に書道の練習に励んでいて偉いなぁ...と思っていたら、どうにも部屋の中がやたらと暑い。エアコンは動いているはずなのに、窓から熱波がやってくる。カーテンを閉めればいいのに...と思って窓枠の上を見たら、なんとカーテンがない! 昔からこの部屋には、カーテンがついていなかったそうなのです。Oh...。

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     というわけで、事務長にお願いして、すぐにカーテンレールとカーテンを取り付けてもらいました。取り付けてくださった瀧先生、ありがとうございます。これでエアコンも菊、じゃなくて効くことでしょう。

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     書道部のみなさん、練習がんばってください。そして中学生のみなさん、川辺高校の書道部で腕を磨いてみませんか?

  • 2026年08月15日(土)

    校長ブログ21:紙媒体は(も)大切

    IMG_2163 校長です。

     1学期終業式の前に、4日間ほどかけて、川辺・加世田・枕崎の各中学校・計13校を訪問させていただきました。
     別途、職員による学校訪問は行っているのですが、生徒たちが卒業した中学校はどんな感じなのか、また、他校がどのような広報をしているのかが知りたくて、独りで合計300kmほどドライブしてきました。

     一番強く感じたのは、広報の大切さ。それも、先生とか、学校全体からのメッセージではなく、卒業生からのメッセージを「紙媒体で」届けること。各高校からの、中学校卒業生の「直筆の」メッセージがたくさん届いていました。確かに、立会演説会で、1年生の男子生徒が「ネットだけでなく紙媒体の配布を」と話していましたが、なるほど、このことだったのか、良いところを見てるな、と感心しきりでした。校長に就任してから3ヶ月あまり、ネット上の広報を充実させてきましたが、それと並行して、もっと紙媒体を充実させないとなぁ、と痛感しました。

     さっそく、ブログ上で紹介している卒業生からのメッセージを紙媒体にして、中学校にお届けしました。学校の入口や校内の数カ所にも掲示しています。また、1年生のフライヤーコレクションも、8月3日(月)の出校日に間に合うように、卒業生便にて各学校に配布しました。

     お忙しいなかご対応いただいた各中学校の校長先生、どうもありがとうございました。またお伺いしますので、よろしくお願いします。

  • 2026年08月02日(日)

    校長ブログ18:「川辺高校活性化対策協議会総会」に生徒会役員も出席しました

     7月28日(火)午後3時30分から、本校会議室において「令和8年度鹿児島県立川辺高等学校活性化対策協議会総会」が行われました。

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     毎年この時期に行われ、地域の皆様に川辺高校の活性化について協議していただいているこの会議、昨年度までは夕方からの開催でしたが、今年度からは午後の開催とさせていただきました。そのおかげで、生徒代表として生徒会長及び副会長の計3人が出席することができました。

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     川辺高校は、毎年、南九州市や同窓会からたくさんの支援をいただいています。そのおかげで生徒や教職員はスタディサプリなどの教材を活用できていますし、校門付近の掲示板の更新や、音楽部のクリスマスコンサート、そしてサイエンス部の出前授業など、学校の魅力化につながる取組を行うことができています。

     今年の校長あいさつでは、いただいている支援をどのような目的に使用し、それがどのような効果を生んでいるのか、私から少しだけ、詳しく説明させていただきました。また、校内トイレの洋式化推進が進んでいくことや、総会当日に1年生から提供された「フライヤーコレクション」の話題など、さまざまな明るい情報をお届けすることができました。

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     生徒たち3人は緊張してあんまり喋らないのかなぁ...なんて少し心配していましたが、そんなことは全くなく、生徒会長は立派なあいさつをしてくれましたし、「学校活性化について」という話題では、一人一人がこれから生徒会として取り組んでいきたいと思っている内容として、「断熱化プロジェクトを再びやりたい」、「キッチンカーを学校に呼びたい」、「川辺高校の話題づくりのために、テレビ番組を学校に誘致したい」といった内容を語ってくれました。実現の可否はともかくとして、生徒たちが地域の方々の前で、自分たちの意見や希望を堂々と、かつ具体的に語ることができることが、何よりも大切だと思っていますので、とても良い機会になりました。

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     お忙しいなか御出席いただいた皆様、ありがとうございました。川辺高校の未来に向けた種蒔きは、まだまだ続いていきます。

  • 2026年07月29日(水)

    校長ブログ17:1年生のフライヤーコレクション

     校長です。

     1人でも多くの中学生に川辺高校の魅力を伝えるために、1年生が頑張ってくれました。
     補習の時間に、一人ずつ、自分の出身校に向けたフライヤーを作ってくれました。

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     仕上がったフライヤーを拝見しましたが、どれもすばらしい出来。今の生徒たちはcanvaでサクサクと資料を作っていくんですね。私の時代はクラリスワークスとか、クラリスインパクトとか(Macユーザーだとバレる)、もう少し高級なソフトになるとAdobe Illustratorとか、複数ページものになるとAdobe InDesignとかを使ってましたが、今はブラウザ上から編集可能なんですものねぇ...便利な時代になったものです。

     でも、ツールが進歩しても、作り手の情熱がないと良いものは生まれません。その点も川辺高生はバツグンで、それぞれの生徒が、自分の学校の良いところを一生懸命に表現してくれました。

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     フライヤーは印刷して、それぞれの中学校にお届けします。また、ホームページ上でも公開中です。

    フライヤーコレクションタイトル

  • 2026年06月28日(日)

    校長ブログ10:「同窓会報アーカイブ」ページを作成しました

    IMG_0129 校長です。

     過去の同窓会報等をひとつのページにまとめた「同窓会報アーカイブ」のページを作成しました。

     本部同窓会発行の「神戈陵同総会報」や、東京同窓会発行の「神戈陵」の過去のアーカイブを御覧いただけます。同窓生の皆さんの、川辺高校に対する強い想いが伝わってきます。

     データが揃った分から順次、公開しています。アドレスは以下のとおりです。

    ○ 川辺高校公式ブログ:同窓会報アーカイブ

      http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/kawanabe/docs/2026062400082/

     

  • 2026年06月27日(土)

    校長ブログ9:「中学生のみなさんへ」ページを新設しました

     校長です。

     卒業生からのメッセージを出身中別に掲載した「中学生へのメッセージ」ページを新設しました。

     川辺高校の魅力を、卒業生がたっぷりと語ってくれています。どうぞご覧ください。

     

    ○ 川辺高校公式ブログ:「中学生へのみなさんへ」

     http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/kawanabe/docs/2026062600130/

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  • 2026年06月21日(日)

    校長ブログ8:【動画あり】なぎなた部−ガチンコ勝負の凄み

     校長です。

     5月31日(日)午前中、県総体のなぎなた競技を観てきました。

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     高校時代の「武道」で剣道を学んだことはあるものの、なぎなたの試合は観たことがなく、どんな様子なんだろうと思っていましたが…これはガチンコだ。

     普段和気あいあいと楽しそうに練習している部員たちが、試合になると本当にガチンコの勝負です。それも、動きが速い速い(←語彙力)。

     ちょっとだけ動画をピックアップしてみましたので、ご覧ください(左下の再生ボタンを押してください)。

     なぎなたは剣道と違い「すね」も守らないといけないので、動きがダイナミックに見えます(あまり詳しくはないんですが)。

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     技が決まるのは、本当に0.1秒もないわずかな瞬間です。素早く動き、次の瞬間を狙う…動と静が入り交じるガチンコ勝負の迫力。

     勝利の瞬間のために、部員たちは毎日、地道な練習を積み重ねているんだなぁと実感しました。

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     なぎなた部は、初心者部も入部OK。高校からなぎなたを始めて、推薦で鹿屋体育大学に進学した先輩もいます。

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     なぎなた部の次のステージは、6月20日から21日まで、つまり今日まで熊本県菊池市で行われている九州大会です。健闘を祈ります。

  • 2026年06月20日(土)

    校長ブログ7:「まずはできることから始めてみる」それがなかなか難しい

     校長です。

     公式でも記事を書いていますが、6月4日(木)午前中に「神戈陵塾」が行われ、川辺高校OB・OGのお二人からお話をいただきました。

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     平成29年卒の田口さんは、現役時代はなぎなた部に所属していて、卒業後は地元の体育大学に進学。その後、鹿児島の地銀に就職しました。現在も週2回、川辺高校の武道館でなぎなたの練習を続けており、国民スポーツ大会での上位入賞を目指しています。

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     銀行員はとにかく試験が多いと聞いていましたので、校長の私からも、試験に向けた勉強のモチベーションを維持するにはどうしているのか質問してみました。

     田口さんは「同期に負けたくない」という負けず嫌いな気持ちが支えになったこと、ただ試験のために勉強するのではなく、「これから自分がする仕事はこういうことか。」と、勉強する内容とこれからの自分の仕事とを結びつけながら勉強したことが、モチベーションの維持につながったと話していました。

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     田口さんの言葉の中で印象に残ったのは「努力は才能をひっくり返すことがある」という言葉でした。才能があるタイプではなかったからこそ、人の何倍も時間をかけて、コツコツと努力を積み重ねて結果を出してきたという言葉に、聴いていた生徒たちも感じるところがあったようです。

     平成13年卒の宇都さんは、現役時代は野球部に所属。県外の大学に進学後、広告代理店を経て、鹿児島の放送局に就職し、現在は「てげてげハイスクールフェスティバル」など、地元の若者を元気にするイベントの運営等に積極的に取り組んでいます。「新しい行動を起こせば、必ず新しい仲間に出会える。」という宇都さんの言葉には、かつて同僚のアナウンサーと語った夢を実現させた人物としての重みがありました。

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     宇都さんにも生徒たちから質問が寄せられていましたが、私からも、宇都さんに対し、校訓の「自律」という観点から、モチベーションの維持や自分をコントロールするための方法についてお聞きしました。宇都さんは「自律というのは一番難しい。まずは、一番簡単なことからやり始めるのがよい。」と話をされていました。

     勉強であれば、まず机に座る、鉛筆を持つ、参考書を開くといった、最初のステップを踏み出すことが、人間にとって実は一番難しいという話には、とても納得できるところがありました。「まずはできることから始めてみる」、それがなかなか難しいんですよね。

     本校でも、情報発信の量を増やしていくために、今年度はブログの更新頻度を大幅に増やしています。また、川辺高校の魅力や、充実した教育体制がどのようにすれば伝わるか、トライを繰り返しているところです。できることからとにかくやってみよう、そういう気持ちでこれからも更新を続けます。

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     講演会終了後、講師のお二人は、生徒たちの講演を聴く態度や、真剣な表情に感激されていました。

     今回の神戈陵塾は、生徒たちだけでなく、我々教職員にとっても貴重な時間となりました。お二人の講師のみなさん、お忙しいなかどうもありがとうございました。

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  • 2026年06月15日(月)

    校長ブログ6:舞台の裏側

     校長です。

     6月6日(土)にmarukawaホールで行われた神戈陵祭・文化祭に御来場くださいました皆様、ありがとうございました。

     昨年度よりも、観客席の埋まり方が早かったそうで、午前中でもかなりの席が埋まり、午後の部ではかなりのギッシリ状態となっていました。

     お昼休みのロビーもギッシリ、外のマルシェもギッシリ。充実した1日でした。生徒たちも、やりがいを感じていたことと思います。

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     雨が心配されていましたが、なんとか天気も保ち、私の雨男疑惑も払拭できました。

     元・放送部顧問としての視点から、舞台の裏側を少しだけお伝えします。

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     冒頭の書道パフォーマンス。板の裏側には、雨合羽を着たたくさんの生徒たちが。

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     板の水平を保ち、書き終わった後の板の移動を行うには、人力で対応するしかありません。生徒たちは一生懸命、板を支え続けます。

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     午前10時過ぎにはMBCのポニー号の中継もしていただきました。生徒会の生徒3人が、質問にハキハキと答えていました。頼もしい。

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     生徒会に限らず、生徒たちの出番は非常に多いです。一人二役は当たり前。三役四役する生徒も。

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     生徒のパフォーマンスを陰で支えるのは、ナレーションの生徒と進行チェックの先生、そしてデータ送り出し担当の先生。インカムを片手に、次々と進行していきます。

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     marukawaホールの担当の方々に、大変お世話になりました。毎年、本当にありがとうございます。

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     生徒の皆さん、君たちの文化祭を支えてくれている、全ての人たちへのリスペクトを忘れないでね。

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     最後は音楽部の演奏で、生徒たちは総立ち。116人の生徒たちは、最後まで元気いっぱいでした。

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     音楽部の定期演奏会、神戈陵塾、そして文化祭と続きましたが、これで行事はひと段落。6月22日(月)からの期末考査に向けて、切り替えていきましょう。

神戈陵を渡る風