公開日 2026年06月20日(Sat)
校長です。
公式でも記事を書いていますが、6月4日(木)午前中に「神戈陵塾」が行われ、川辺高校OB・OGのお二人からお話をいただきました。
平成29年卒の田口さんは、現役時代はなぎなた部に所属していて、卒業後は地元の体育大学に進学。その後、鹿児島の地銀に就職しました。現在も週2回、川辺高校の武道館でなぎなたの練習を続けており、国民スポーツ大会での上位入賞を目指しています。
銀行員はとにかく試験が多いと聞いていましたので、校長の私からも、試験に向けた勉強のモチベーションを維持するにはどうしているのか質問してみました。
田口さんは「同期に負けたくない」という負けず嫌いな気持ちが支えになったこと、ただ試験のために勉強するのではなく、「これから自分がする仕事はこういうことか。」と、勉強する内容とこれからの自分の仕事とを結びつけながら勉強したことが、モチベーションの維持につながったと話していました。
田口さんの言葉の中で印象に残ったのは「努力は才能をひっくり返すことがある」という言葉でした。才能があるタイプではなかったからこそ、人の何倍も時間をかけて、コツコツと努力を積み重ねて結果を出してきたという言葉に、聴いていた生徒たちも感じるところがあったようです。
平成13年卒の宇都さんは、現役時代は野球部に所属。県外の大学に進学後、広告代理店を経て、鹿児島の放送局に就職し、現在は「てげてげハイスクールフェスティバル」など、地元の若者を元気にするイベントの運営等に積極的に取り組んでいます。「新しい行動を起こせば、必ず新しい仲間に出会える。」という宇都さんの言葉には、かつて同僚のアナウンサーと語った夢を実現させた人物としての重みがありました。
宇都さんにも生徒たちから質問が寄せられていましたが、私からも、宇都さんに対し、校訓の「自律」という観点から、モチベーションの維持や自分をコントロールするための方法についてお聞きしました。宇都さんは「自律というのは一番難しい。まずは、一番簡単なことからやり始めるのがよい。」と話をされていました。
勉強であれば、まず机に座る、鉛筆を持つ、参考書を開くといった、最初のステップを踏み出すことが、人間にとって実は一番難しいという話には、とても納得できるところがありました。「まずはできることから始めてみる」、それがなかなか難しいんですよね。
本校でも、情報発信の量を増やしていくために、今年度はブログの更新頻度を大幅に増やしています。また、川辺高校の魅力や、充実した教育体制がどのようにすれば伝わるか、トライを繰り返しているところです。できることからとにかくやってみよう、そういう気持ちでこれからも更新を続けます。
講演会終了後、講師のお二人は、生徒たちの講演を聴く態度や、真剣な表情に感激されていました。
今回の神戈陵塾は、生徒たちだけでなく、我々教職員にとっても貴重な時間となりました。お二人の講師のみなさん、お忙しいなかどうもありがとうございました。
