公開日 2026年08月29日(Sat)
校長です。
7月30日(木)午後、第一学習者の小論文講師の田中潤一先生にご来校いただき、職員向けの小論文指導研修会を開催しました。
大切なのは「課題で問われていることに正確に答えているか」、「主題=問いの答えをはっきり述べているか」ということ、そして、生徒にいきなり書かせるのではなく、どのような構成で書かせるか、まずは一緒に考えてあげる方が、あとの指導がスムーズに進むという田中先生の説明は、とても勉強になりました。
また、AIの普及によって、あらかじめ提出可能な「志望動機」などの配点ウェイトが下がりつつあること、その代わり、試験会場で「その場で書く内容」が増えつつあること、その一方で与えられる字数は減少傾向にあることなど、この研修会を受講しなければ知らずに過ごしていたかもしれない内容もたくさんありました。受講した先生方はとても勉強になったと思います。
教育に関する雑誌等を読むと、AIそのものに対する懐疑的な視点の記事よりも、生徒たちにAIを適切に利用させるためのアプローチの大切さについて取り上げる記事が多いように感じます。AIは便利なツールですが、それを「楽をするためのツール」として使えば使うほど、自分の文章力や分析力を失ってしまうように感じます(もともとそんな力がどこまであるかは別として)。
ただ、AIを使うことで劇的に省力化できる作業もあって、最近では川辺高校のトップページに3つの動画を順次(リロードするごとに)表示するスクリプトを組んだ際に、手作業なら何日もかかる作業を、動作確認を含めて、ものの30分程度で完全動作まで持っていくことができました。身に付けたいスキルと、それに対するコストと、得たい結果のバランス次第で、AIをどこまで活用して省力化していくか、ということなのかもしれません。
3年生のみなさんは、これからもたくさんの本を読み、いくつもの小論文を書いていくことでしょう。結局のところ、書かなきゃ上手くなりません。AIなどのツールをどこで活用するか、先生たちは田中先生から学んでいましたので、アドバイスを受けながらAIを「適切に」利用しつつ、頑張ってくださいね。
えーと、田中先生から「他の人の意見と自分の意見は、はっきりと分けて書く」、「前後で矛盾することを書かない」と習ったけど…この文章は大丈夫だよな。校長ブログを書きながら、私も日々、勉強中です。
